昔、ちゅーてもそんな大昔ではなく、動画の配信が可能になった頃。
うちの会社もテレビ局や、アニメ等のコンテンツホルダーさんのポータルとしてPC向け動画配信をやっていたことがあります。
リンクを張って飛ばしてやることで歩合制の収益を得る、要はアフィリエイト広告のちょっと手の込んだ仕掛けみたいなもんだったんですが、webAPIなんて概念もなかった当時、コンテンツホルダー側から提供されるプログラムを、ポータル各社が自分んちのCGIに組み込んで配信サーバを呼び出す、なんて仕掛けで配信を実現していたわけです。
ある日、卸し元の某テレビ局スタッフが動画配信サーバのIPアドレスを変えちゃったらしい。
こういう場合、DNSの情報が伝搬すれば問題は解決するんですが、その局が配ったサーバを呼び出すプログラムにIPアドレスが直書きされていたからさぁ大変。各社、DNSによる名前解決なんか無視して存在しないサーバにリクエストを投げまくる。
で、局の担当者が大慌てで電話しまくって修正方法を伝えていた、と。
当然、我が社にもかかってくる。受けた営業さん、トラブルの状態を確認しようとすると、うちのサイトからは普通に動画が再生できちゃったり。よくよく話を聞くと、どうやらトラブってないのウチだけだったらしい。
面食らった営業さん、猫を食ったカナリヤみたいな顔をして私んところへ。
「あ、あれね」と私。
「送られてきたコードが気持ち悪かったんで、全部お作法通りに書き直して組み込んであるのよ。だから大丈夫」
「はぁ…」
「オレが貰ったものそのまま使うわけねーじゃん」
実はこれ、私のプログラミングの学習スタイルそのものだったりするわけです。
参考にしたものは一度書き直してみる。そのままじゃ使わない。大概は車輪の再発明になっちゃうわけですが、それによって身に付く知識とか技術ってのは、楽して何かを仕上げたときよりは確実に多かったりするわけで。
…と、相も変わらず長い前振り。
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posted by zautale at 20:24|
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